2025/06/23 (更新日:2025/05/28)
ばね指が長引く理由とは?見直したい本当の原因
こんにちは。名古屋ささしまSorrir整骨院の阿部です。
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あなたの症状が少しでも和らげられるよう心を尽くします。
ばね指の症状がなかなか改善せず、色々な対策を試しても変化を感じられないという方は、実は少なくありません。
ばね指は、指の炎症だけが原因ではない場合があります。身体の使い方のクセや姿勢の乱れ、血流や神経の働き、そして日常のちょっとした習慣が積み重なることで、指に過度な負担がかかっていることも多いのです。
そのため、痛い場所だけに目を向けていると、本質的な改善にはつながらないことがあります。大切なのは、なぜそこに負担が集中してしまったのかという視点で体全体を見つめ直すこと。
今回は、ばね指がなかなか治らないと感じている方に向けて、原因の見極め方や改善の糸口となる考え方をお伝えします。回復への一歩を見つけるヒントになれば幸いです。
ばね指の原因とは
①腱と腱鞘の摩擦による炎症
ばね指の直接的な原因は、指を動かす腱と、それを通すトンネル状の組織「腱鞘」との間に生じる摩擦と炎症です。普段はスムーズに動く腱が、炎症によって腫れたり、腱鞘が厚くなることで通りが悪くなり、腱が引っかかるようになります。その結果、指を伸ばそうとしたときに「カクン」とばねのような動きをするようになるのです。
②同じ動作の繰り返しによる負担
パソコン作業、スマートフォンの使用、手仕事など、同じ指を長時間酷使することは腱に継続的な負担をかけます。これが炎症を引き起こし、ばね指の発症につながります。特に指の使い方に偏りがある方は注意が必要です。
③ホルモンバランスの変化(特に更年期)
更年期の女性にばね指が多いのは、女性ホルモンの減少により腱や腱鞘の柔軟性が低下するからです。年齢とともに組織が硬くなり、摩擦が生じやすくなることで、ばね指のリスクが高まります。
④糖尿病やリウマチなどの基礎疾患
糖尿病やリウマチなどの慢性疾患をお持ちの方は、腱や腱鞘に炎症が起きやすい体質になっていることがあります。血流障害や組織の代謝異常が、ばね指の発症と深く関係しています。
⑤姿勢や身体の使い方のクセ
ばね指は指だけの問題にとどまらないこともあります。たとえば、肩や腕の緊張、猫背などの姿勢の乱れが手に余分なストレスをかけ、それが腱や腱鞘への負担となって現れることがあります。身体全体のバランスが、実は指の健康にも大きく影響しているのです。
ばね指の原因は単一ではなく、生活習慣、体質、姿勢、年齢など、さまざまな要因が複雑に関係しています。
だからこそ、「痛みが出た指だけを見ていても解決しない」というのが、私たち施術者の視点です。
原因を正しく理解することは、今ある症状に向き合うだけでなく、再発を防ぎ、より快適に指を使い続けるための第一歩です。
少しでも気になるサインがあれば、ぜひ専門家である当院にご相談ください。あなたの手が、本来のしなやかな動きを取り戻せるよう、丁寧にサポートいたします。
自分の身体と向き合うあなたへ
身体の症状と向き合うことは、時に不安や戸惑いを感じることもあるかもしれません。でも、あなたの身体は日々頑張ってくれています。小さな変化を大切にしながら、無理なくできることを積み重ねていきましょう。
焦らず、自分のペースで大丈夫です。あなたの身体は、きっと少しずつ応えてくれますよ。いつでも、自分をいたわる気持ちを忘れずに。今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。