2025/02/03 (更新日:2025/02/04)
起立性調節障害とスマホの関係性(依存と中毒でやめられない)
こんにちは。名古屋ささしまSorrir整骨院の阿部です。
- ・ヘルモア口コミランク1位(名古屋駅)
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- ・症状の改善率は91.5%(2024年調査)
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あなたの症状が少しでも和らげられるよう心を尽くします。
起立性調節障害は、自律神経のバランスが乱れることで身体の調整機能がスムーズに働かなくなる状態です。この改善には生活習慣の見直しが欠かせませんが、現代ではスマートフォンの普及がその障壁となっています。特にスマホの「依存性」と「中毒性」が深刻で、多くの中学生や高校生がスマホを手放せない状況に陥っています。この状況が、起立性調節障害の改善を難しくしている大きな要因の一つです。
当院では、起立性調節障害を改善するために「スマホ」が最も難しい問題であるととらえてます。
① スマホと自律神経の関係
スマホは便利なツールである一方、長時間使用することで身体や心に影響を及ぼします。特に以下の要因が自律神経を乱しやすくします。
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ブルーライトの影響
スマホやタブレットから発せられるブルーライトは、脳に「昼間」と錯覚させ、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌を抑制します。その結果、入眠が遅れ、質の良い睡眠が妨げられます。 -
睡眠時間の削減
SNSやゲーム、動画などに夢中になるあまり、気づけば深夜までスマホを手放せないケースも少なくありません。睡眠時間が短くなると、身体が十分に回復せず、朝の疲労感や立ちくらみを引き起こしやすくなります。 -
集中力の低下とストレス
絶え間ない通知やSNSでのやりとりは、脳に過剰な刺激を与えます。この「常に繋がっている感覚」が心の緊張を高め、自律神経の乱れやすくなります。
スマホが生む「やめられない」理由
自律神経を整えづらい理由には、スマホが生みだす背景があります。スマホには依存を引き起こしやすい仕組みが組み込まれており、その影響で生活習慣が乱れ、自律神経に負担がかかります。以下はその具体例です。
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中毒性の高い仕組み
SNSや動画アプリ、ゲームなどのコンテンツは、新しい情報や刺激を絶え間なく提供します。この仕組みが脳を興奮状態にし、時間を忘れて使い続けてしまう中毒性を生んでいます。 -
「つながり」を失う不安
SNSでのやりとりが日常化している現代の子どもたちにとって、スマホを手放すことは「友人関係から取り残される不安」につながります。この心理的なプレッシャーが、スマホ使用をやめられない一因となっています。「孤独」をまぎらわすためにずっと触れてしまうのです。 -
睡眠と健康への影響
長時間の使用がスマホのブルーライトによる睡眠の質を低下でさらなる夜更かしにつながってしまいます。結果として、朝の疲労感や立ちくらみといった起立性調節障害の症状が悪化する悪循環に陥ります。 -
学習との混在
オンライン学習や調べ物など、スマホは学習にも活用されるため、完全に制限することが難しい環境が整っています。場合によっては、動画を見ながらの「ながら勉強」や勉強しているときに調べものをしたら、ついついネットサーフィンをしていたということもあります。勉強と遊びの区切りが難しくなっているのです。
毎日、お子様のために心を尽くされているお母様、本当にお疲れさまです。起立性調節障害を抱えるお子様を見守りながら、どうサポートしていけばよいのか悩まれることも多いのではないでしょうか。そのお気持ち、どれほど深いものかと思います。
お子様が少しずつ前を向けるよう、お母様がそばで寄り添い、見守る存在でいることは、きっとお子様の心に大きな安心感を与えているはずです。ですが、その分ご自身の心や身体に負担がかかりやすいことも、どうか忘れないでくださいね。お母様の笑顔と元気が、お子様の力となるのですから。
もしお疲れが溜まっているようでしたら、当院の力をかりてみてはいかがでしょうか。お子様の心と身体が軽くなると、新しい気持ちでお子様と向き合えるかもしれません。私たちは、そうしたお母様の「頑張りすぎ」をそっと支えるお手伝いをさせていただきます。
お母様が安心してリラックスできるひとときを過ごしながら、お子様のサポートを一緒に考えていける場として、どうぞお気軽にお越しくださいね。いつでもお待ちしています。