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2025/12/15 (更新日:2025/12/03)

不眠と睡眠障害とは(寝ても疲れが取れない仕組み)

不眠・睡眠障害

こんにちは。名古屋ささしまSorrir整骨院の阿部です。

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夜間に十分な休息が取れず、日中に強い倦怠感や集中力の低下が続く状態を、不眠や睡眠障害と呼びます。これらは単に睡眠時間が短いというだけでなく、身体が本来行うべき「回復」のサイクルそのものが機能不全に陥っていることを示します。

この記事では、なぜ寝ているはずなのに疲れが取れないのかというメカニズムを、夜間の化学的な調整と身体の構造的な安定性という二つの視点から、施術者の立場からお伝えします。

疲労を翌日に持ち越す神経系のメカニズム

睡眠の本質的な役割は、日中に蓄積された疲労を解消し、細胞レベルで身体を修復することにあります。この修復過程は、夜間に分泌される特定の回復ホルモンのサイクルによってコントロールされています。

夜間の回復サイクルは、自律神経の乱れによって深刻な影響を受けます。ストレスや過労によって活動をつかさどる神経が過剰な状態が続くと、身体は休息に必要な回復ホルモンの分泌リズムを失います。

その結果、脳が覚醒に近い状態のまま浅い眠りに留まり、細胞レベルの修復やエネルギーの再充電が起こりません。これが、長時間眠った感覚があっても、頭や身体が重く、疲労を翌日に持ち越してしまう根本的なメカニズムです。

構造的な緊張が妨げる究極の休息

寝ても疲れが取れない問題の背景には、身体の構造的な緊張が深層の筋肉の弛緩を妨げていることがあります。これは、真の休息に必要な「全身の筋弛緩」が構造的に困難になっている状態です。

不良姿勢による構造的な圧迫が原因です。猫背やストレートネックといった不良姿勢は、首周りや背骨の上部に持続的な圧迫を生じさせます。この緊張は、身体の深部にある筋肉の弛緩を阻害し、脳を休息させるための信号が身体からうまく送られません。その結果、睡眠中であっても全身の筋肉が完全なリラックス状態に入れず、血流の停滞が続き、身体は疲労を解消する機会を失ってしまいます。

まとめ

寝ても疲れが取れない不眠や睡眠障害は、夜間の化学的な回復サイクルが構造的な緊張によって妨げられていることに原因があると考えられます。

真の休息を得るためには、身体の歪みという物理的な問題を解決し、自律神経が夜間の回復モードへスムーズに切り替わる環境を整えることが不可欠です。

私たちは、一時的な緩和ではなく、身体全体のバランスを丁寧に確認し、不調の根本的な原因にアプローチすることで、不調を繰り返さない身体づくりをお手伝いします。

自分の身体と向き合うあなたへ

身体の症状と向き合うことは、時に不安や戸惑いを感じることもあるかもしれません。でも、あなたの身体は日々頑張ってくれています。小さな変化を大切にしながら、無理なくできることを積み重ねていきましょう。

焦らず、自分のペースで大丈夫です。あなたの身体は、きっと少しずつ応えてくれますよ。いつでも、自分をいたわる気持ちを忘れずに。今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。

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