2025/04/14 (更新日:2025/04/07)
側弯症にコルセットって必要?正しく知っておきたいポイント
こんにちは。名古屋ささしまSorrir整骨院の阿部です。
- ・ヘルモア口コミランク1位(名古屋駅)
- ・接骨院、整骨院、治療院の他院が推薦
- ・症状の改善率は91.5%(2024年調査)
- ・当院の技術を多くの治療家が学んでます
- ・お客様の声は地域で1番多いです
あなたの症状が少しでも和らげられるよう心を尽くします。
「側弯症にコルセットって必要なのかな?」そう思って検索されたお客様もいらっしゃるかもしれません。背骨のゆるやかなカーブや身体の左右差を感じると、不安になりますよね。今回は、側弯症の事例を多数みてきた当院の視点から、コルセットの本当の役割や注意点についてやさしくお伝えいたします。
① 側弯症とコブ角とは?
側弯症とは、背骨が左右に曲がりながら回旋(ねじれ)していく状態を指します。このときに測定されるのが「コブ角(Cobb angle)」と呼ばれる角度です。これは背骨の曲がり具合を数値化したもので、一定の角度を超えると注意が必要だとされています。
② コルセットは進行の予防のためのもの
コルセットの役割は、「コブ角を軽くすること」ではありません。あくまで、これ以上角度が進まないように支えるための補助具です。正しく合ったものを使うことで、成長期などにおけるコブ角の進行を抑える手助けになります。
③ 合わないコルセットが引き起こすリスク
市販品や、自分の身体に合っていないコルセットを装着すると、かえって姿勢が崩れたり、特定の筋肉に偏った負担がかかることもあります。その結果、背骨のバランスが乱れ、コブ角が悪化してしまう恐れもあるため、注意が必要です。
④ すべての側弯症にコルセットが必要とは限らない
側弯症の状態は、お一人おひとり異なります。そのため、コルセットが必要かどうかは、一概には言えません。自己判断で使用を始めるのではなく、まずは信頼できる専門家にご相談いただくことが大切です。
⑤ 身体のバランスを整えるためにできること
コブ角によって、使用するコルセットが変わります。
当院の施術では、整体を通して背骨の周囲にある筋肉の緊張をやさしくほぐし、左右のバランスを整えていくサポートを行っています。筋肉が柔らかくなることで、背骨の動きがなめらかになり、コブ角の軽減につながることもあります。
コブ角が軽減すると、以前に使っていたコルセットでは効果を発揮できないこともあります。そのため、施術でコブ角を軽減しつつ、コブ角が元に戻りづらいようにコルセットで抑えるのです。日常生活も軽くなります。
また、身体の使い方や日常の姿勢についても、お客様と一緒に考えていきます。お一人おひとりの状態に合わせた丁寧なケアを心がけておりますので、安心してご相談くださいね。
コルセットは、正しく使えば側弯症の進行を抑える!
コルセットは、正しく使えば心強い味方になります。しかし、誤った使い方や判断は、思わぬリスクにつながることも。大切なのは、ご自身の身体と丁寧に向き合うことです。
不安を一人で抱え込まずに、身体の状態を一緒に見つめてくれる専門家に相談することで、安心につながる道が見えてきます。
自分の身体と向き合うあなたへ
側弯症と向き合うことは、時に不安や戸惑いを感じることもあるかもしれません。でも、あなたの身体は日々頑張ってくれています。小さな変化を大切にしながら、無理なくできることを積み重ねていきましょう。
焦らず、自分のペースで大丈夫です。あなたの身体は、きっと少しずつ応えてくれますよ。いつでも、自分をいたわる気持ちを忘れずに。今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。