2026/02/09 (更新日:2026/02/10)
側弯症の寿命への影響は背骨より呼吸機能にある
こんにちは。名古屋ささしまSorrir整骨院の阿部です。
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側弯症と診断されて将来の寿命に不安を感じる方は少なくありません。背骨が曲がっていること自体が直接的に寿命を縮めるわけではありません。
本当に警戒すべきなのは、背骨のねじれによって肺を囲む肋骨の動きが制限され、年齢とともに呼吸機能が低下してしまうリスクです。
見た目のカーブばかり気にしてしまいますが、健康に長生きするために守るべきは、背骨の形そのものよりも、十分に酸素を取り込める肺の膨らみと肋骨の柔らかさなのです。
この記事では、側弯症がどのように身体機能に影響を与えるのか、そして寿命へのリスクを回避するために必要な視点について、施術者の立場からお伝えします。
ねじれた肋骨が肺のスペースを奪う
側弯症が長期的な健康に影を落とす最大の要因は、背骨の回転に伴って肋骨が変形し、肺が呼吸をするためのスペースを物理的に狭めてしまうことにあります。
人間の肺は自ら膨らむ力を持っておらず、周りにある肋骨が風船のように広がることで空気を吸い込みます。
しかし、側弯症特有の背骨のねじれがあると、片側の肋骨が押しつぶされ、もう片側が過剰に引き伸ばされて硬くロックされてしまいます。
この状態は、錆びついた鳥かごの中に肺が閉じ込められているようなものであり、どれだけ深呼吸をしようとしても物理的に肺が広がることができません。
呼吸が浅くなれば、全身の細胞や臓器に送られる酸素の量が減り、心臓への負担が増加します。つまり、寿命への影響は背骨の角度ではなく、この呼吸の制限がどれだけ強いかによって決まるのです。
呼吸筋の硬さが心肺機能を低下させる
年齢を重ねるにつれて問題となるのは、側弯症によって背中や胸の筋肉が常に緊張を強いられ、呼吸を助けるポンプ機能が早期に衰えてしまうことです。
バランスの崩れた背骨を支えるために、背中の筋肉は24時間体制で働き続けています。この過剰な緊張は、肋骨の間にある呼吸筋を石のように硬くし、胸郭の柔軟性を奪っていきます。
若い頃は筋力でカバーできても、加齢とともに筋力が落ちると、硬くなったカゴを広げる力が足りなくなり、息切れや動悸といった心肺機能の低下が顕著に現れるようになります。
健康寿命を延ばすためには、曲がった背骨を無理に真っ直ぐにすることよりも、いかに肋骨周りの筋肉を柔らかく保ち、呼吸という生命維持システムをスムーズに動かし続けられるかが鍵となります。
まとめ
側弯症における寿命への影響は、背骨のカーブの角度ではなく、呼吸機能がどれだけ維持できているかという機能的な問題にあると結論づけられます。
背骨が曲がっていても、肋骨がしなやかに動き、深い呼吸ができている限り、健康的な生活を送ることは十分に可能です。
将来への不安を解消するために必要なのは、鏡で背中を見て悩むことではなく、呼吸の器である胸郭を広げるケアを始めることです。
私たちは、硬く閉じてしまった肋骨の関節を一つひとつ丁寧に緩め、年齢に関わらず隅々まで酸素が行き渡る、活力に満ちた身体機能を守り抜くためのサポートを全力でさせていただきます。
自分の身体と向き合うあなたへ
身体の症状と向き合うことは、時に不安や戸惑いを感じることもあるかもしれません。でも、あなたの身体は日々頑張ってくれています。小さな変化を大切にしながら、無理なくできることを積み重ねていきましょう。
焦らず、自分のペースで大丈夫です。あなたの身体は、きっと少しずつ応えてくれますよ。いつでも、自分をいたわる気持ちを忘れずに。今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。













