2024/01/18 (更新日:2024/01/26)
肩こりの原因について、筋肉なの?関節なの?
前回肩こりについてお話しさせて頂きましたので、今回はもう少し詳しく原因についてお話ししていきます。
- 何で肩こりが起こるのだろう
- どうすれば肩こりが改善するのだろう
- このままだ肩こりがもっと悪くなりそうで不安
このようなお悩みでお困りのあなたに、治療歴30年以上 整形外科でリハビリや運動療法を学び、整骨院で外傷治療や慢性疾患に対する整体を学んできました。
直近5年でも15000人を治療してきた、この私が簡単に分かりやすく解説させて頂きます。
1.肩がこる、3つの大きな原因
◯その1. 血流の問題
- 筋肉の動きが悪くなると、筋肉に流れる血液量が減ると筋肉が硬くなります。
- その状態が続くとどんどん硬くなってきて、動きが悪くなり痛みを引き起こします。
◯その2. 姿勢の問題
- 背骨には24個の骨があり。その骨の間に椎間板と呼ばれるクッションを挟み関節を形成しています。
- 日常生活や仕事での決まった動きの繰り返しで、動きやすい関節と動きにくい関節ができ、それが姿勢を歪ませ頭の位置を前方に変異することで、筋肉の緊張を生み首や肩の痛みを引き起こします。
◯その3. 自律神経の問題
- 自律神経には交感神経と副交感神経があります。
- 活動時は交感神経が、安静時は副交感神経が支配し切り替わらないといけないのですが、交感神経優位と言って安静時でも身体が興奮し緊張状態が続くことで、首や肩の筋肉が脱力できずに、痛みを引き起こします。
2.肩こりが楽になる方法
血流を良くするために、まず思い浮かぶのが運動ですね。
身体を動かし固まってしまっている筋肉と関節を動かし、血流量を増やします。硬くなっている筋肉に血流が流れ出すと、筋肉の硬さが取れてきます。
また、湯船に浸かって温めることも良いですね、入浴後に肩が楽になる方も多いのではないでしょうか。
姿勢を良くするためには、これもまた運動が大切です。
身体を動かす事で固まってしまっている背骨の関節の可動域を取り戻し、背骨が元通りに伸びるようにしていきます。
普段のパソコン業務や運転が多い方は、正しい座り方をすることも大切です。椅子に深く座り、背中を背もたれに預け、ヘッドレストがあれば頭を少しでも預けるような姿勢を取れば、背骨が伸びます。
良い姿勢をすると疲れる方は、体幹の筋力が弱っている可能性があります。筋力がないため、良い姿勢を維持できないのです。その際に大切なのが体幹の筋肉であるインナーマッスルです。
ここを鍛えることが効果的でありプランクなどオススメです。
自律神経の緊張をとる方法は、なかなか難しいです。
皆さん今の状態が普通に感じるようになっており、身体に力が入っている感覚がわからなくなっているからこそ、脱力できなくなってしまっています。
ですので、まずは深呼吸を行なってみて下さい。ゆっくりと5秒かけて吸えるだけ息を吸い、吸い切ったところで5秒キープします。そのあとまたゆっくり5秒かけ息を吐ききり、吐き切ったところでまた5秒キープして下さい。これを3セット程繰り返してみて下さい。
上向で寝ながらやれると効果的です。
3.肩こりを放置するとどうなるか。
肩こりが日によって変動したり、寝て起きた時に気にならない方は大丈夫だと思います。ですが、何ヶ月も何年も続いている方は、痛みや痺れを引き起こす場合があります。
代表的なのもに頭痛や吐き気・目まいなど。重篤なものでは五十肩・四十肩や頚椎症・頚椎椎間板ヘルニアなどで、痛みや痺れなどが発生し、今よりももっと日常生活やお仕事に影響が出ることになります。
そうならない為にも、上記にある方法を日々試していただけたらと思います。もし、もっと早く良くなりたいと思われるようでしたら、お気軽にご連絡下さい。
当院は、名古屋市中川区にある整骨院で整体を行っており、肩こりを改善する専門家です。
あなたのお困りな身体の症状は、効果的な施術で改善が期待できます。
肩こりに悩んでいる方は、一度当院にご相談ください。
適切な施術をすることをお約束致します。