2025/12/08 (更新日:2025/12/03)
自律神経の乱れが睡眠の質を奪う!なぜ夜に休まらないのか
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夜中に何度も目が覚める、寝付きが悪い、長時間寝たはずなのに疲れがとれない。こうした睡眠の質の低下は、心臓の働きや体温調節を司る自律神経の乱れが深く関わっています。
本来、夜間に身体を休息させるための自律神経の切り替えがうまくいかないことが、つらい不眠や浅い眠りの根本原因となります。
この記事では、自律神経の乱れがなぜ睡眠の質を奪うのかというメカニズム、そして私たちが考える身体の構造的な安定性を取り戻す重要性についてお伝えします。
休息を妨げる交感神経の過剰な働き
自律神経は、日中の活動を担う交感神経(アクセル)と、夜間の休息を担う副交感神経(ブレーキ)から成り立っています。睡眠の質が低下する最大の原因は、夜になっても交感神経が優位な状態から切り替わらないことにあります。
自律神経の切り替えの失敗は心身を緊張させます。ストレスや過労が続くと、身体は常に緊張状態にあると錯覚し、夜間になっても交感神経が優位な状態を維持します。これにより、心拍数や血圧が高い状態が続き、脳と身体がリラックスできず、深い眠りに入ることができません。これが、寝付きの悪さや、眠りが浅く途中で目が覚めてしまう中途覚醒の原因となります。
体温調節機能の誤作動も問題です。深い眠りに入るためには、手足から熱を逃がして深部体温を下げる必要があります。自律神経が乱れると、この体温調節機能がうまく働かず、深部体温が下がりにくくなるため、質の高い休息が得られなくなります。
身体の歪みが自律神経の切り替えを妨害する
自律神経の乱れは、心理的な要因だけでなく、身体の構造的な歪みによっても引き起こされ、睡眠の質を低下させます。
背骨の歪みが神経に負担をかけます。自律神経は背骨の周りに沿って走っており、猫背やストレートネックといった不良姿勢が続くと、背骨の周りの筋肉や組織が過度に緊張し、自律神経の通り道を圧迫します。特に首や背中の上部の歪みは、自律神経の切り替えの中枢に負担をかけ、夜間の休息モードへの移行を妨害します。
胸郭の圧迫は呼吸を浅くします。猫背による胸郭(肋骨)の圧迫は、呼吸を浅くさせます。呼吸が浅い状態は、副交感神経を優位にしにくく、結果的に交感神経が優位な状態を維持しやすくなります。夜間の深い呼吸が妨げられることで、身体は完全にリラックスすることができず、睡眠の質が低下します。
自律神経の乱れは施術で改善!睡眠も改善されます!
自律神経の乱れによる睡眠の質の低下は、交感神経の過剰な働きと、それを引き起こす身体の構造的な歪みが原因であると結論づけられます。ご自身だけで心身の緊張と全身の歪みを同時に解消し、自律神経の切り替えを正常化させるのは難しいものです。
私たちは、一時的な緩和ではなく、身体全体のバランスを丁寧に確認し、不調の根本的な原因にアプローチすることで、不調を繰り返さない身体づくりをお手伝いします。
自分の身体と向き合うあなたへ
身体の症状と向き合うことは、時に不安や戸惑いを感じることもあるかもしれません。でも、あなたの身体は日々頑張ってくれています。小さな変化を大切にしながら、無理なくできることを積み重ねていきましょう。
焦らず、自分のペースで大丈夫です。あなたの身体は、きっと少しずつ応えてくれますよ。いつでも、自分をいたわる気持ちを忘れずに。今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。













