2025/01/13 (更新日:2025/01/13)
起立性調節障害の原因と改善法について解説
こんにちは。名古屋ささしまSorrir整骨院の阿部です。
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起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation, OD)は、思春期の子どもに多く見られる身体の自律神経機能の調節がうまくいかない状態です。立ち上がったときにめまいや倦怠感を感じることが特徴で、朝起きられない、頭がぼんやりするなどの症状が日常生活に影響を与えることもあります。
また、最近では大人にも似たような症状が見られるケースがあります。特に、ストレスや生活習慣の乱れが続いている場合、自律神経のバランスが崩れ、起立性調節障害に近い状態を引き起こすことがあります。慢性的な疲労感や立ちくらみを感じる場合、大人でも自律神経を整えるために外部からのサポートを必要とします。
起立性調節障害の主な原因
起立性調節障害の原因は、身体の自律神経がスムーズに働かなくなることが関係しています。以下に考えられる主な要因をご紹介します。
① 自律神経のバランスの乱れ
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つで成り立っています。このバランスが崩れることで、血流や心拍数の調整がうまくいかず、立ちくらみや疲労感を引き起こすことがあります。思春期の子どもに多く見られますが、大人の場合でも、長時間のストレスや不規則な生活習慣が原因で、同様の問題を抱えることがあります。
② 血流調整の不具合
立ち上がるとき、血液は重力の影響で下半身に移動しますが、通常は心臓がその変化を補うために血流を調整します。起立性調節障害では、この調整がうまくいかないため、脳への血流が一時的に減少し、めまいやふらつきが起こることがあります。
③ ストレスや生活習慣の影響
心理的なストレスや、睡眠不足、不規則な生活リズムが自律神経に負担をかけ、症状を悪化させることがあります。大人の場合、仕事や家庭でのストレスが影響することが多く、慢性的な疲労感につながりやすい傾向があります。
④ 栄養バランスの乱れ
十分な栄養が摂取できていないと、身体全体のエネルギーが不足し、自律神経や血液循環にも影響を与える可能性があります。特に、大人では忙しさから食事が偏りやすいことも要因の一つです。
起立性調節障害のサポート方法
起立性調節障害の改善には、生活習慣を見直し、身体のリズムを整えることが大切です。そのために下記のことはとても重要です。
- ストレスを軽減するためのリラックス時間を作る
- 適度な運動で血流を促す
- 十分な睡眠時間を確保し、生活リズムを整える
ただ、心身ともに大きな負担がかかり、症状が長引いていることと思います。当院では、改善を目指した自宅での生活習慣の見直しに加え、専門的な身体ケアを取り入れてます。
一人ひとりの身体の状態に合わせたケアが重要ですので、安心して当院にご相談ください。
また、別記事で思春期(中学生・高校生)の自律神経失調症と大人の自律神経失調症について解説してます。