電話する 052-362-8350
LINE予約

2025/12/01 (更新日:2025/10/27)

食欲不振と吐き気自律神経が悲鳴をあげる身体のメカニズム

自律神経失調症

こんにちは。名古屋ささしまSorrir整骨院の阿部です。

  • ・ヘルモア口コミランク1位(名古屋駅)
  • ・接骨院、整骨院、治療院の他院が推薦
  • ・症状の改善率は91.5%(2024年調査)
  • ・当院の技術を多くの治療家が学んでます
  • ・お客様の声は地域で1番多いです

あなたの症状が少しでも和らげられるよう心を尽くします。

食欲不振や吐き気といった胃腸の働きは、私たちの意識とは無関係に、自律神経によって非常に緻密にコントロールされています。このシステムが乱れると、食事を楽しむことすら難しくなるつらい不調につながります。

この記事では、自律神経の乱れが、なぜ食欲不振や吐き気といったつらい症状を引き起こすのか、その内臓機能の誤調整のメカニズムについて、身体の施術者の視点からお伝えします。

脳腸相関の乱れと胃の運動機能不全

食欲不振や吐き気の根本的なメカニズムは、自律神経が心と身体を結ぶ重要なルートである脳腸相関に悪影響を及ぼすことにあります。

交感神経の過剰な働きは内臓の血流を減らします。ストレスや慢性的な緊張が続くと、活動をつかさどる交感神経が優位な状態が続きます。交感神経は食欲を抑制し、内臓への血の流れを減少させる作用があります。これにより、食欲が低下するだけでなく、胃腸の蠕動運動(食べ物を先に送る動き)が弱まり、胃の中に内容物が長く留まることで、胃もたれや吐き気につながります。

脳腸間の情報伝達の混乱も不調を招きます。脳と腸は自律神経を通じて密接に情報交換しています。自律神経が乱れると、この連携がうまくいかなくなり、内臓が過敏な状態になります。これにより、本来は吐き気を催さないような刺激に対しても内臓が敏感に反応し、不調として現れます。

身体の歪みが内臓機能の誤調整を加速させる

自律神経のバランスは、心理的な要因だけでなく、身体の歪みという物理的な要因によっても影響を受け、内臓機能の誤調整を加速させます。

胸郭の圧迫は、胃腸の動きを制限します。猫背や背中の丸まりといった不良姿勢が続くと、内臓を覆う胸郭や腹部が常に圧迫されます。これにより、胃腸そのものの動きが物理的に制限され、また、その周囲を通る自律神経に持続的な緊張が加わります。

背骨周りの神経の妨害は、指令を滞らせます。自律神経は背骨の周りに集中しています。背骨や骨盤の歪みが続くことで、自律神経の指令がスムーズに内臓へ伝わらなくなり、食欲不振や吐き気といった不調が慢性化する原因の一つとなるのです。

食欲不振や吐き気といった不調は、自律神経の乱れが引き起こす内臓機能の誤調整であり、その背景には身体の構造的な歪みが潜んでいることがこの記事の結論です。

ご自身だけで内臓をコントロールする自律神経と全身の歪みを同時に整えることは難しいものです。私たちは、この構造的な原因にアプローチすることが、快適な食生活を取り戻すための重要な一歩だと考えています。

自分の身体と向き合うあなたへ

身体の症状と向き合うことは、時に不安や戸惑いを感じることもあるかもしれません。でも、あなたの身体は日々頑張ってくれています。小さな変化を大切にしながら、無理なくできることを積み重ねていきましょう。

焦らず、自分のペースで大丈夫です。あなたの身体は、きっと少しずつ応えてくれますよ。いつでも、自分をいたわる気持ちを忘れずに。今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。

関連記事

新着記事

おすすめ記事

TOP > ブログ

ページトップへ戻る