2025/02/17 (更新日:2025/02/05)
起立性調節障害のお子様が旅行や修学旅行を楽しむ準備と対策
こんにちは。名古屋ささしまSorrir整骨院の阿部です。
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「せっかくの旅行なのに、体調が心配で不安…」「修学旅行に行きたいけど、みんなと同じように動けるか不安…」
起立性調節障害のある方にとって、旅行や修学旅行は楽しみな反面、体調のことを考えると不安になるものですよね。
でも、事前の準備やちょっとした工夫で、お子さまが安心して旅行を楽しめる方法があります。
今回は、親御さんができるサポートのポイントを詳しくお伝えしていきます。
① 旅行前の準備がカギ!体調を整える工夫
旅行前の数日間は、できるだけ体調を整えることが大切です。
生活リズムを整える
旅行前に生活リズムが崩れると、旅行中に体調が悪化しやすくなります。特に「夜更かし→朝起きられない」の流れにならないよう、就寝・起床時間を一定にすることを意識しましょう。
塩分・水分をしっかり取る
起立性調節障害の方は、血圧を維持するために塩分と水分の摂取が大切です。旅行の数日前から意識的に水分と塩分を摂ることで、旅行当日の体調が安定しやすくなります。
無理をしすぎない
旅行前に学校の課題を無理に頑張りすぎたり、準備でバタバタしすぎると疲れが溜まり、当日の体調に影響が出ることも。できるだけ余裕を持って準備を進め、旅行前日は早めに休みましょう。
② 「旅行専用お守りフード」を決める
旅行中は普段と違う環境になるため、食事のリズムが崩れやすくなります。そこで、「これを食べれば調子がいい!」というお守りフードを決めておくと安心です。
たとえば…
・朝は必ずバナナとヨーグルトを食べる
・移動中に食べるナッツやチョコを決めておく
・夜寝る前にホットミルクを飲む
お子さま自身が「これを食べれば落ち着く」という習慣を作っておくと、旅行中の体調管理がしやすくなります。
また、「旅行先の食事が合わなかったときのために、お気に入りの軽食を持たせる」のも良い方法です。
③ 「秘密の休憩スポット」を事前にチェックする
旅行中は長時間歩いたり、立ちっぱなしになることもあります。そんなときのために、「秘密の休憩スポット」を事前にリサーチしておくと安心です。
・観光地のカフェやベンチの場所をGoogleマップで調べておく
・ホテルのロビーや静かな休憩所の場所をチェックする
・ショッピングモールなら、どこにソファがあるか確認する
「疲れたときにどこで休めるか」を事前に把握しておくことで、無理なく旅行を楽しめるようになります。
④ 旅行中に気をつけたいこと
旅行中は、普段と違う環境になるため、できるだけ負担を減らす工夫が大切です。
朝起きるのがつらいときは…
・目覚めたらすぐに水分補給(塩分も一緒に)
・急に起き上がらず、布団の中で軽くストレッチをして血流を促す
・事前に先生や友達に「朝が苦手なこと」を伝えておく
移動が多いときは…
・疲れたときに座れる場所を確認しておく
・休憩時間にこまめに水分補給をする
・炎天下では無理をせず、日陰で休む
夜、なかなか寝つけないときは…
・スマホの使用を控え、部屋を暗くしてリラックス
・カフェインの入った飲み物を避け、温かいお茶や白湯を飲む
・アロマオイルやリラックスできる香りを持っていくのも◎
⑤ まとめ~親ができるサポートとは?
修学旅行や旅行は、お子さまにとって「楽しみなイベント」であると同時に、「不安を感じる場面」もあるかもしれません。
だからこそ、事前の準備や、旅行中に安心できるサポートを整えておくことが大切です。
・旅行前に「遠足モード」の朝を体験しておく
・お守りフードを決めて、食事の不安を減らす
・休憩スポットをリサーチしておき、無理のない行動を心がける
・旅行中も「無理をしないこと」を伝え、安心できる環境を作る
親御さんのちょっとしたサポートが、お子さまの「楽しい思い出作り」につながります。
ぜひ、できる範囲で取り入れてみてくださいね。