2025/01/20 (更新日:2025/02/04)
起立性調節障害の原因(中学生・高校生のお子様を持つ親御様へ)
こんにちは。名古屋ささしまSorrir整骨院の阿部です。
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起立性調節障害は、思春期や成長期のお子様を中心に見られることが多い状態です。これは、血圧や心拍数の調整がスムーズにいかず、立ち上がる際や姿勢を変える際にめまいや疲労感を感じるものです。その背景には、身体だけでなく生活習慣や心の状態が深く関わっています。
本記事では、数々の起立性調節障害の方を改善してきた阿部の視点から、起立性調節障害の原因となる理由を優しく解説していきます。
① 夜更かしが引き起こす影響
夜更かしは、起立性調節障害の大きな要因の一つと考えられます。特に思春期の中学生は、成長ホルモンが活発に分泌される夜間の睡眠が非常に重要です。夜更かしにより、体内時計が乱れ、自律神経のバランスが崩れることが多いです。これが血圧や心拍数の調整に影響を与え、起床時のふらつきや疲労感を引き起こしやすくなります。
② 思春期特有の変化
思春期は、心身ともに大きな変化が訪れる時期です。この時期は自律神経の働きがまだ安定しておらず、環境の変化やストレスが大きな影響を及ぼします。中学生のお客様の場合、学校生活の忙しさや成績のプレッシャーが背景にあることも少なくありません。身体が発達途上であることも含め、複数の要因が重なり起立性調節障害を引き起こす可能性があります。
③ ストレスと自律神経の関係
ストレスは自律神経に大きな影響を与えます。学校や家庭、友人関係の悩みが続くと交感神経が過剰に働き、身体がリラックスできなくなります。これが血流や心拍数の調整に影響を与え、起立性調節障害の症状を悪化させることがあります。大人でも、仕事のプレッシャーや家庭の問題が重なることで同じ状態になることがあります。
④ ゲームやスマホの使用
ゲームやスマホの長時間使用は、思春期や中学生のお客様にとって大きな影響を与えることがあります。特に、夜遅くまで画面を見ることで、睡眠の質が低下し、自律神経が乱れます。また、長時間座ったままの姿勢は血行を悪化させるため、立ち上がった際のめまいやふらつきを感じる原因になることがあります。
⑤ 運動不足による影響
運動不足も起立性調節障害の原因の一つと考えられており、成長期の中学生や高校生は、適度な運動を通じて血流を促し、自律神経の働きを整えることが大切です。しかし、現代ではスマホやゲームなどの影響で室内で過ごす時間が増え、運動量が減少している傾向があります。これにより、全身の血流が滞りやすくなり、めまいや疲労感を引き起こすことがあります。
スマホが起立性調節障害に与える影響
起立性調節障害が改善しづらい背景には、現代の生活習慣、とりわけスマートフォンの長時間使用が大きく関係しています。スマホのブルーライトは、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌を抑え、睡眠の質を低下させます。また、スマホに夢中になることで運動不足になり、血流が滞りやすくなるのも一因です。さらに、SNSやゲームのやりとりが絶え間なく続くことによる精神的な疲労ややめたくてもやめられない依存性が、手放すことを難しくしています。このような要因が重なり、自律神経のバランスを乱し、症状を悪化させることがあるため、スマホとの上手な付き合い方が重要です。
心地よい毎日を取り戻すために
起立性調節障害の改善には、生活習慣の見直しやストレス管理が大切です。当院の起立性調節障害の改善には、身体のバランスを整えるお手伝いをすることで、心身の負担を軽減し、日々の不調に寄り添います。
今まで「朝起きられない」「不登校になってしまった」といった方々をお一人おひとりの状況に合ったケアを通じて、朝起きて学校に通えるようになってます。
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