ぎっくり腰になりやすい人の特徴

立って前屈をした時に手が床に届かない　

これは、主に下肢の後面と臀部の筋肉の硬い人のことです。この状態ですと、腰を前に倒すと歌詞と臀部の筋肉が骨盤を下に引っ張ってしまいますので、腰の部分で引っ張り合いが起きてしまいます。朝洗面台で顔を洗う際に、ぎっくり腰になる方は、この可能性があります。

うつ伏せで寝て片足を曲げた時、かかとがお尻に届かない

太ももの前面の筋肉が、硬くなってしまっている状態ですね。太ももの前面の筋肉は、骨盤の前についていますので、ここが硬くなると、立ち上がった際に骨盤が下に引っ張られ、身体が前傾の状態になってしまいますので、それを補正するのに、腰の反りが強くなります。椅子から立ち上がる際や、長時間歩いたり経ったりした際に、腰に痛みの出る方はここが原因かもしれません。

座りっぱなし、立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいることが多い

長時間同じ姿勢でいることで、背中や肩の筋肉が硬くなり、動きに制限がかかります。その状態で動いた際に腰に負担がかかり、それがぎっくり腰の原因になります。一日中パソコンを使ったり、運転していたり、同じ動きを一日中行う様な方は、この様になりやすいです。

猫背である

これは上と同じように、筋肉の硬さもあるのですが、1番の問題は、背骨の可動域が狭くなっており、背中が伸びなくなってしまっています。この場合も、立った際に身体が前傾になってしまいますので、腰の反りが強くなってしまいます。上を向いて夜眠れない様な方は、この様になっている可能性があります。

重い物を持つことが多い

これも肩や背中の筋肉が、疲労で硬くなり、動きに制限がかかることで、腰に痛みの原因になります。重いものを持つ際に使われる、広背筋という筋肉があるのですが、腸骨の周りや仙椎・腰椎・胸椎にくっつき、そこから反対側は上腕骨にくっついています。この筋肉が原因で腰痛が出る方も多いです。

いつも無意識に同じ手にかばんを持っている

左右のバランスが崩れ、いつも同じ向きに歪んだ状態が続くことで、筋肉や関節の動きやすさに、左右差が出て腰に痛みが出て来ます。どうしても癖で同じ方の肩や手で、カバンや荷物を持つことが多いと思いますが、できればリュックや身体に襷掛けにして、左右のバランスを極力崩さない様にする方が、腰の負担を軽減できます。

足を組む癖がある

これは、身体の左右差も原因ですが、一番は骨盤の歪みです。本来は、足を揃えて座る方が左右差は少なく、安定するはずあのですが、骨盤が歪んでしまっているのでバランスが悪く、足を組むことで座っている際の左右のバランスを取る様になってしまっています。この左右の歪みが腰の負担になります。

最後に