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2025/06/02 (更新日:2025/05/28)

ばね指とは?更年期や子どもにも起こる指のひっかかりの正体

ばね指, 治療

こんにちは。名古屋ささしまSorrir整骨院の阿部です。

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あなたの症状が少しでも和らげられるよう心を尽くします。

家事をしているときに突然、指が「カクン」と引っかかる感覚を感じることがあります。

無理に伸ばすと痛みを伴い、違和感がずっと残ることもあります。そんな体験をされた方が「年齢のせいかな」「少し使いすぎただけかも」と思い込み、相談を先延ばしにされることが少なくありません。

実は、この症状はよく知られる「ばね指」である可能性が高いです。そして、意外にもこの状態は更年期の女性や成長期の子どもにも多く見られるのです。

原因は単なる指関節の使いすぎではなく、身体のバランスや腱の通り道に関する複合的な要因が関係しています。

本記事では、「ばね指とは何か?」をわかりやすく紐解きながら、見過ごされがちな初期症状や、適切なケアの大切さについて深く掘り下げてまいります。

ばね指とは

ばね指は、指の腱が腱鞘というトンネル状の組織の中をスムーズに動けなくなることで起こる現象です。

動きにくくなった腱が引っかかり、急に外れるように動くことで、「カクン」というばねのような動きを生じます。

多くの方が感じる初期症状は、朝に指のこわばりを感じたり、指の付け根の違和感から始まります。進行すると、指を曲げた状態から伸ばせなくなったり、逆に伸ばした指が曲げられないといった状態になることもあります。

痛みや腫れを伴うことも多く、放置すると悪化するケースも珍しくありません。

更年期や子どもに多い理由とは?

ばね指と聞くと、手をよく使う仕事の人や高齢者のものと思われがちですが、実際には更年期の女性や幼い子どもにも多く見られます。

更年期においては、ホルモンバランスの変化により腱や腱鞘の柔軟性が低下し、炎症を起こしやすくなる傾向があります。一方、子どもの場合は先天的な腱の太さや構造のアンバランスが関係していることもあります。

つまり、使いすぎだけが原因ではなく、身体の内側で起こっている変化や成長の過程も、ばね指の発症に深く関係しているのです。

ばね指を治療しないと?進行と影響

「少し様子を見よう」と軽視されがちなばね指ですが、時間が経つほどに症状が慢性化し、改善が難しくなる傾向があります。

例えば、腱や腱鞘が固くなり、動きの制限が強くなると、自然な指の動作に支障が出ます。ボタンを留める、文字を書く、料理をするなど、日常のささいな動作が困難になることで、生活の質にも影響を及ぼします。

また、無理に指を動かすことで腱が損傷するリスクもあるため、早期の対応が非常に重要です。

適切な施術がカギ:根本改善を目指すために

ばね指に対しては、単なる安静やサポーターによる固定だけでなく、腱や腱鞘の環境を整えるための専門的なアプローチが求められます。

身体全体のバランスや姿勢、血流、筋膜の状態を丁寧に見極めることで、負担のかかる動作や姿勢のクセを改善し、再発を防ぐことが可能になります。

また、適切な施術を受けることで、指の可動域が徐々に改善し、痛みや引っかかり感が和らいでいくケースも多くあります。違和感を感じた時点で専門家に相談することが、快適な毎日を取り戻す第一歩となるでしょう。

自分の身体と向き合うあなたへ

身体の症状と向き合うことは、時に不安や戸惑いを感じることもあるかもしれません。でも、あなたの身体は日々頑張ってくれています。小さな変化を大切にしながら、無理なくできることを積み重ねていきましょう。

焦らず、自分のペースで大丈夫です。あなたの身体は、きっと少しずつ応えてくれますよ。いつでも、自分をいたわる気持ちを忘れずに。今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。

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