2024/02/09 (更新日:2024/02/09)
ばね指(弾発指)は、使いすぎが原因なの?
ばね指の原因とは。
ばね指はなぜ起こるのでしょう。症状が出やすい指が、親指、中指、薬指の順で多く発生すると言われます。長年ばね指を煩われていると、一本の指ではなく周りの指にも症状が出てくる方が多いです。
男性と女性では、女性の方が多く発症し、これはホルモンが影響しており、更年期や妊娠・出産などで、ホルモンバランスが崩れることが原因です。また、糖尿病やリウマチ、人工透析なども原因になります。
ばね指の原因としては、指を使いすぎて負担が溜まり、指の腱が炎症を起こし腫れ上がることで、指を曲げ伸ばしをする際に、腱鞘という腱を包んでいる膜の端に、引っかかるようになることで起こります。最初は引っかかるだけですが、そのまま使い続けて炎症がひどくなってくると、痛みを伴うようになってきます。
なぜ女性の方がばね指になりやすいのか。
なぜ、男性より女性の方が、ばね指が起こりやすいかというと、卵巣で作られる、女性ホルモンであるエストロゲンの低下が原因になるからです。生理周期や更年期や妊娠・出産などでホルモンバランスが崩れ、エストロゲンが減少すると、関節や腱の周りに存在する、「滑膜」という組織が腫れてしまいます。普段より負担が溜まってしまっているこの状態で、家事や育児などで手を使うことが増え、さらに負担が溜まることで、ばね指や腱鞘炎が起こってしまうのです。
ですので、ばね指を改善しようと思うなら、指を使う頻度を減らし、負担を軽減することも大切なのですが、全身の血流を良くし、患部に流れる血流をあげ、老廃物や発痛物質を流し炎症を改善することと、血流が増えることで内臓の働きを良くし、ホルモンの分泌を増やすことが必要になってきます。この身体が治っていく状態を作らないと、何度も注射や手術を行なっても、負担が溜まってくるとまた再発する可能性が大きくなります。
実際当院にも、注射や手術を何回も行い、それでも再発を経験された方が多く来院して頂いています。
ばね指とよくにた症状がある疾患。
因みに、ばね指とよくにた症状としては「ヘバーデン結節」と「手根管症候群」があります。
「へバーデン結節」は、指の第一関節の炎症と変形に伴う痛みで、指の曲げ伸ばしをすると痛みはあるのですが、引っ掛かりはありません。ただ、そのまま放置して変形が進むと、第一関節の可動域が狭まり、曲げ伸ばしがしづらくなります。
「手根管症候群」は、手首にある手根管と呼ばれる部位が狭まり、その中を通っている神経や筋肉を圧迫することで起こります。症状としては指の痺れや痛み、曲げ伸ばしのしづらさなどが起こります。
ばね指の場合、患者さんの手を触ると、痛みの出ている指の部分ではなく、痛みの出ている指と手首の内側を繋いだ線の上の、手の平の指の付け根付近に、ゴリッとしたしこりのようなものがあり、抑えると痛みを伴います。ばね指に長く悩まれている場合は、指の関節の内側に、同じような小さなしこりがある場合もあります。
最後に
当院は、当院は、名古屋市中川区にある整骨院で整体を行っており、ばね指を改善する専門家です。
あなたのお困りな身体の症状は、効果的な施術で改善が期待できます。
ばね指に悩んでいる方は、一度当院にご相談ください。
適切な施術をすることをお約束致します